スイスの故ハンス・イェニー博士(1904年-1972年)は、
「音にはその音特有の形を作り出す性質がある」と考え、
粉末や液体に音(振動)を与えて、音を可視化できることを解明し、
この物理的分野を「サイマティクス」と名付けました。
全てのもの(物質)は粒子でできており、粒子は振動を持っています。
この振動(周波数)を倍数にしていくと、ある周波数において「音」になります。
すなわち、すべてのものは「音」で表現することができるということです
その後
このイェニー博士のサイマティクスの原理から、イギリス人医師、サー.ピーター・ガイ・マナーズ博士は、「健康な生体の各組織(各臓器、器官など)は、各組織を形作っている音を発している」と考えて、半世紀にも及ぶ研究に没頭しました。
その結果、健康な生体の各組織は、特定の複合調和音を発していること(マナーズ原理)を突き止めました。
博士が発見したこれらの音は、サイマティクス・サウンドを呼ばれ、それを使った療法をサイマティクス・セラピーと呼びます。
マナーズ博士の発見された人体の健康な音の発表に伴い、あるいはそれ以前から研究されていた人体の健康な音を統合し、総合的に応用しようとした研究者が多く出てきました。それによりこの分野は飛躍的に進化しました。
これを応用したものが『イーマ・サウンドセラピー』です。
「イーマ・サウンドセラピー」は、特殊なデバイスを使い、
音と光と波動によって、体の内側やエネルギーの流れ、チャクラを調整し、
その「イーマ・サウンドセラピー」の開発者が、マナーズ博士と共に歩んだ唯一の日本人である、松下幸訓(まつした ゆきのり)先生です。
松下先生は1990年に初めてマナーズ博士の元を訪れ、その後長年にわたってマナーズ博士と共に音の共同研究をしてきました。
そこで、サイマティクスの理論や技術のみならず、「この世に存在する全てのものが、本来持っている能力を最大限に伸ばし、皆が健康でいられる世界を作る」というマナーズ博士の夢と哲学を継承。
そして、ついにテクノロジーがマナーズ博士が夢見た世の中に追いついてきたことで、音と光と波動の一元化に成功し、サイマティクスを進化させたトランステック「イーマ・サウンドセラピー」を開発しました。